再会
2022年2月24日
皆さん こんにちは！
西峠歯科院長 西峠和宣です
今年はお正月から寒さが厳しく
またコロナウィルスの蔓延も衰えを知りません
皆さんにはくれぐれも感染対策に油断なく
是非とも元気に過ごしていただきたく願うばかりです
さて当院のブログが始まって２周目
今回、私は愛犬るりとの出会いについて
お話させていただけたらと思います
どうぞ最後までお付き合いくださいませ
るりと出会う前、我が家には一匹のワンコがおりました
名前はライヤ（らいちゃん）
体重が1.7㎏しかない小さくて大人しい
私たちにとっては天使のように可愛い（笑）
ミニチュアダックスの女の子でした
そんなライヤが虹の橋を渡ったのは４年前
悲しくて寒くて晴れた冬の朝
灰色の塵になったライヤが煙突からモクモクと
真っ青な空に溶けていったのを覚えています
その年の６月から私の西峠歯科が開院するのですが
一日としてライヤを想わない日はなく
私たちにはどこかポカンと穴が空いたような
さみしいお家時間を過ごすことになりました
そんな中、私たちは休日の買い物に出かける際
よくペットショップに立ち寄っては
やっぱりワンコに癒しを求めていたわけですが
一昨年の秋、突然に運命の再会！？を果たすことになります
それはライヤとは犬種も違えば顔も形も違う
チワワの子犬でありました
ガラスケースでスヤスヤ眠るその子犬は
まんまる頭にポニョポニョお腹
時おり開いた眼には黄色い瞳が輝いていました
私はその子犬にすっかり心を奪われてしまいます
この子かわいいな…ライヤ怒るかな…この子かわいいよ…ライヤ悲しむかな…
この子連れて帰ろかな…ライヤ許してくれるかな…この子…ライヤ…
多分、私の中では相反する２つのベクトルが衝突し
頭と心の中がショートしてしまったのでしょう（笑）
私はショーケースの前に立ったまま不覚にも
ボロボロと涙を流していたのであります(えー!!!)
帰り道…
助手席の家内の膝の上には小さな箱が揺れて
時々、丸い穴から小さな鼻が突き出ては
嗅いだことのない匂いを嗅ぎます
私たちはたまらなくなって箱を空け
小さなモコモコに話しかけます
「帰ったらおしっこして、お水飲もうね」
パチクリした小さな眼が私たちを真っすぐに見上げた時
私たちはライヤの面影を
その眼の中に見出しておりました
生まれ変わったライヤに再会できたんだよ…きっと…
二日後、目を潤ませた家内が言いました
「るりって名前…どう？」
↑ ライヤ 14歳の頃 かわいいでしょ？
