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『ゴジラ』愛

2024年2月18日

皆さんこんにちは

西峠歯科院長:西峠和宣です

 

令和6年も始まって早くも2ヶ月以上経ちますが

今年は元旦早々から能登半島で大きな地震が発生し

奈良市内においても強い揺れを感じました

先ずは被災された方々の心と身体の健康をお祈りすると共に

一日も早い同地での人々の生活と街の復興を願うばかりです

 

さていつもながら突然ではありますが

私は『ゴジラ』が大好きです

昭和生まれの男子には少なくないと思いますが

特に昨年暮れに公開された『ゴジラ-1.0』を劇場で鑑賞して

その迫力ある描写とストーリーの美しさに大きな感動を覚えましたので

ここで少し私の『ゴジラ』愛を語らせて頂けたらと思います

最後までお付き合いくだされば幸いです

 

私の『ゴジラ』映画デビューは幼稚園の頃

父に連れられて歩いた大阪はミナミの街中で

『モスラ対ゴジラ』のリバイバル上映の看板を目にし

無理やり父の袖を引っ張って映画館に入ったのが始まり

嵐の海を描いたオープニングから迫力ある映像と音とサントラに魅了され

あっという間に『ゴジラ』映画のファンになってしまいます

 

それからは劇場を始めテレビやビデオで殆どの作品を観ては

やっぱりいつまでも昭和の男子なのでしょうかw

特撮技術の精巧さにワクワクしたり

どんどん進化する対ゴジラ兵器にウキウキしたりするのですが

やはりと言いますか…年月を重ねるごとに

ゴジラそのものが持つ大切な意味を見出していくことになります

 

『度重なる水爆実験によって目覚めさせられた巨大化した太古の怪獣』

 

記念すべき第一作『ゴジラ』は昭和29年11月3日公開

これは終戦後わずか10年に満たない年月の間に制作されており

言い換えれば広島や長崎に原爆が投下された世界唯一の被爆国である日本が

またはビキニ環礁沖で行われた水爆実験によって

多量の放射性降下物を浴びた第五福竜丸事件を被った日本が

あるいは戦後の廃墟の中から都市や文化や生活を取り戻してきた日本が

またもや原水爆の化身ゴジラに首都を破壊されてゆくという壮絶さと

それによって再び辛苦の現実を突きつけられる人々の無念さと

ゴジラを倒すには悲しきかな原水爆と同等に恐ろしい兵器を投入せねばならない

苦渋の決断を迫られる日本人としての皮肉な運命とを

凄まじいエネルギーで描き切った深い深い意味をもつ作品であります

私はこの第一作をかなり後になって観てからというもの

たとえCGなどの出現による映像技術が発達しようとも

そのテーマがずれている『ゴジラ』映画には残念さを覚えるようになっていきます

 

特にアメリカが描くハリウッド版『ゴジラ』映画は

その意味や設定からして私の持つ『ゴジラ』のそれとは大きく異なり

思わず途中で鑑賞を止めてしまうほど腹立たしく残念な思いをしました

詳しく述べることは控えたいと思いますが

どこかしらアメリカの言い訳を

なぜか日本を代表する俳優が台詞として説明するあたりには我慢なりませんでした

 

ところが昨年の11月に公開された純国産『ゴジラ-1.0』を鑑賞して

私の『ゴジラ』愛に再び火が灯ったかような感動を覚えます

物語の純粋さと美しさ

『ゴジラ』の造形の迫力と躍動感

山崎貴監督の溢れ出る『ゴジラ』愛

俳優陣の力強い演技

そして伊福部昭の音楽

『ゴジラ』映画を観に行ったのに

なぜか泣いてしまったという体験w

もちろん現在も公開中ですのでネタバレはしたくありませんが

皆様も私のこのブログで「なんだか気になるやん」って方がいらっしゃれば

劇場に足を運んでみられてはいかがでしょうか

きっと『ゴジラ』観に来てこんな感動する!?ってなりますよ

なお『ゴジラ-1.0』は2024年2/18現在

アメリカは第96回アカデミー賞において

視覚効果賞にノミネートされています

ノミネートだけでも凄いのに

受賞すれば日本映画としては勿論

アジア映画としても世界初の快挙となります

3/10の授賞式が今からとても楽しみです!

 
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