口腔管理体制強化型の
歯科診療所とは?
「口腔管理体制強化型診療所(口管強)」とは、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」に変わり令和6年6月より新設された制度です。
厚生労働省より認定され、むし歯や歯周病の重症化を予防することを目的としています。
安心・安全な歯科医療を提供し、 定期的な検診と口腔疾患の重症化予防に貢献すると共に、低下した口腔機能の検査・訓練を実施できる歯科医院のことです。
「口腔管理体制強化型の歯科診療所」に認定されるには、厚労省が定めたいくつもの施設基準を満たす必要があります。
認定医院は令和6年6月現在、 奈良県では約15.8%となっており、 厳しい認定になります。
●口腔管理体制強化型歯科診療所の施設基準
- 歯科医師・歯科衛生士の人員基準を満たしている
- 医療安全対策・緊急時対応に係わる研修を受けた歯科医師が常勤している
- 自動体外式除細動器(AED)・救急蘇生セット・血圧測定器・パルスオキシメーター・酸素供給装置等の医療安全対策 に十分な整備がされている
- 緊急時の対応を行うにつき、必要な体制が整備されている
- 訪問歯科診療を行っており、地域において在宅医療を担う医師・介護・福祉関係者と連携体制が整備されている
- 治療後の被せ物の維持管理とお口の中の定期的なメンテナンスが実施されている
- 使用する医療機器の患者さん毎の交換や、機器を用いた消毒・滅菌処理等の感染症対策が徹底されている
- 治療中の被せ物・入れ歯の調整時に飛散する細かい物質を吸引できる整備がされている(口腔外バキューム)
- 高齢者と小児の特性を踏まえたお口の状態管理に係わる研修を修了した歯科医師が配置されている
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医療安全対策
診療時に突然ご気分が悪くなってしまった場合などの緊急時に対応ができるよう、総合病院との連携や院内の設備の整備、医師やスタッフの研修を行っております。
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地域連携
定期的に周辺地域の包括支援センターが主催する地域ケア会議に参加しております。
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滅菌体制
治療中にお口から飛散した水分や被せ物の粉塵は吸引し、治療環境をきれいに保ちます。
治療で使用した器具は専用の機器を使い、滅菌処理を行っております。 -

訪問診療
訪問で診療を行うことができ、在宅医療や介護に関する知識を持っている歯科医師が常勤しております。
定期的なメンテナンスで、むし歯や歯周病の重症化を予防
昨今8020運動のように、高齢になってもご自身の歯をしっかり残していこうという考え方が広がってきており、今までの治療中心の体系から、定期的な検査とメンテナンスによりむし歯や歯周病の予防を行っていくことが重視されつつあります。
「口腔管理体制強化型歯科診療所」の認可を受けたことにより、保険治療で対応できる範囲が広がりました!西峠歯科ではかかりつけ歯科医として近隣にお住いのお子様からご高齢の方まで、安心して歯を守っていくことができます!
痛みがあるときはまず治療を行い、その後、歯と歯ぐきの健康維持と疾患の早期発見をさせていただきます。
西峠歯科で実施できること
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むし歯の早期発見と予防処置
(フッ素塗布)定期的なメンテナンスを行いながら歯科衛生士がむし歯がないかチェックいたします。少しでも気になる部位があった場合、歯科医師がレントゲン撮影で確認いたします。
「口腔管理体制強化型歯科診療所」の認定により、軽度のむし歯に対してフッ素塗布の予防的処置を毎月行うことができるようになりました。むし歯が認められる方は、フッ素塗布での予防的処置または切削治療をむし歯の進行度に合わせて行います。 -
歯周病の重症化予防
歯周ポケットの深さを計測する検査と「顕微鏡検査」の2つの検査を行います。「顕微鏡検査」ではお口の中のプラークを少量採取し、位相差顕微鏡で観察することでプラークの中に潜んでいる一部の歯周病菌を確認することができます。
歯周病菌の量と活動性は歯周病の進行に大きく関わるため、今後のメンテナンスの方法・頻度のご相談やご自宅でのプラークコントロールについて歯科衛生士からご説明を行うことができます。 -
ジェットクリーニング
必要に応じてメンテナンス内でジェットクリーニングを行います。ジェットクリーナーを使い、歯の表面のバイオフィルムや着色汚れ(ステイン)をお取りします。
新たにできるようになったこと
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口腔機能が低下した方への検査・訓練
口腔内の「感覚」や「咀嚼」、「嚥下」「唾液分泌」等の機能が低下していることを指します。
口腔機能が低下すると、食事の栄養バランスや、会話を基にする対人関係に影響を及ぼします。
西峠歯科では、口腔機能が低下したと感じる方への検査や訓練を行うことができます。 -
小児の口腔機能発達不全に対する
検査・訓練お子さんの様子を見ていて、食事のときに上手に噛めていない・飲み込めない、話すときにうまく発音ができない、指しゃぶりがやめられない、口が常に開いている、等と気が付くことはありませんか?
小児期において正常な口腔機能を得られないまま成人期を過ごしていくと、口腔機能の低下に拍車がかかると言われています。
小児期の内に改善できるよう、機能検査や改善に取り組んでまいります。
口腔機能の検査について
- 口腔衛生状態不良 舌苔など、舌の汚れを確認します。
- 口腔乾燥 お口の水分量を検査します。
- 咬合力低下 残っている歯の数を確認します。
- 舌口唇運動機能低下 パ・タ・カの発音回数を確認します。
- 低舌圧 舌圧を測定します。
- 咀嚼機能低下 食べ物を嚙み砕く能力を検査します。
- 嚥下機能低下 飲み込みに問題がないか検査します。





