別れることはつらいけど~♪
2026年2月2日
皆さん~こんにちには!
西峠歯科院長:西峠 和宣です
新年が始まって早や1ヶ月が経ちました
改めまして、皆さん『明けまして おめでとうございます』
皆さんは2026年のお正月は、いかが過ごされましたでしょうか?
私は大晦日、宇陀の田舎に帰って新年を家族と一緒に迎え
静かで綺麗な空気に包まれながら
父が飼う真っ黒でデッカくておっかない?でもとっても可愛い甲斐(山梨県)生まれのワンコと散歩したり
歳甲斐もなく凧揚げしたり、近くの神社に初詣に出かけたりと
なにか心を洗われるような、幼い頃を懐かしく思い出させてくれるような時間を過ごしました
なかでも近所のスーパーで何気に買って帰ったカイト凧を
家族みんなでワイワイ言いながら揚げた時間は
幼かったあの頃をイキイキと思い出させてくれたと同時に
自分も親も互いに知らぬ間に重ねてきた年月と暮らしを郷愁の中に見るようで
とっても楽しいけれど、どこか寂しいような切ないような時間となりました
そんな時間て皆さんにもありますか?ありましたでしょうか?

さて、そんな思い出ぶかい正月をすごした晩に
こちらも何気なく手に取って観た映画が印象的でしたので皆さんに紹介したいと思います
映画のタイトルは『男はつらいよ~浪速の恋の寅次郎』
ご存知の方は「お!」と思われるかもしれません
映画『男はつらいよ』は主演が渥美清、原作・ほとんどの監督を山田洋次が務め
主人公の愛称から『寅さん』と親しまれる人気シリーズですが
その第27作(1981年公開)がこの『浪速の恋の寅次郎』となります
シリーズを平たく説明させてもらえたらウィキペディアにはこう書かれています
「テキ屋稼業を生業とするフーテンの寅こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の柴又に戻ってきては
何かと大騒動を起こす人情喜劇で、毎回旅先で出会った美しいマドンナに惚れつつも失恋するか身を引くかして
成就しない恋愛模様を日本各地の美しい風景を背景に描く」
あまりにも簡潔に書かれたウィキの文章に思わず吹き出してしまいますが…まあ合ってますね(笑)!
こう読んでしまえばそれまでだし、毎回の話の顛末もそういうことで間違いありませんが
されどこのシリーズ!なかなかそれだけでは終わらないのですよ!
美しい地方の風景や、そこに住む人々の生活や悲哀を丁寧に描きながら
何より時折見せる主人公:車寅次郎こと寅さんの優しさや男気、可愛げと名台詞にホロっとさせられてしまいます






では今回、私が観た『浪速の恋の寅次郎』です
舞台は浪速の都:大阪。いうまでもなく「東京は葛飾柴又」を故郷とする口調も生きざまも東男の寅さんが
まったく反りが合わなさそうな大阪を舞台に、瀬戸内の島で出会った美しい芸者ふみに恋をしてしまいながらも
悲しい境遇のふみに優しく寄り添い励ましてゆく寅さんの「奮闘努力」と
芸者に恋をしたがゆえの「こわいなあ」と思わされる寅さんの失恋が描かれます
今作のマドンナ:ふみを演じるのは松坂慶子
大阪は新世界で寅さんが定宿にする安ホテルの主人:喜介を演じるのが芦谷雁之助
ふみの弟の“元”上司役に大村崑
ふみを嫁にもらう誠実な寿司屋の職人に斉藤洋介
安ホテルに住み着く謎の男に大阪落語界の名人:六代目笑福亭松鶴
が演じます
中でもマドンナ「ふみ」を演じる松坂慶子の美しさは、その匂い立つような色気と揺れる女心の両面を見事に演じ切っていて
わたしはシリーズの中でも最も美しいマドンナでなかったかと思っています
また安ホテルの主人「喜介」を演じた芦屋雁之助と寅さんとの新世界での別れの掛け合いは
ゆっくり黙って聞いてりゃいいことに、だんだんと吹き出したくなる名場面となっています
そして今回も寅さんが恋をしながらも悲しい境遇にある女性ふみを優しく真摯に支える姿や
最後の残酷なまでにあっけない失恋の顛末と、そんな兄の後ろ姿を優しく見つめる妹さくら(倍賞千恵子)に
いつもながらにホロっとさせられてしまうのです
昔の映画だから…昭和の体質でしょ…暑苦しいんだよねえ…この男のどこがいいんだか…
たぶんに一度も観たことがない平成・令和生まれの若い方々や
私よりも年配でも食わず嫌いでシリーズを御覧になられなかった方々
シリーズ見始めの順番はさておき、この『男はつらいよ~浪速の恋の寅次郎』
一度ぜひ御覧になってください
『忘れるってのは…ほんとうにいいことだなあ』 車寅次郎




